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はじめに

 我々の研究グループでは、外部刺激を受けて発光色や発光強度が変化する機能性材料を主に研究しています。現在、光や熱といった様々な外部刺激の中でも、特に「力」、いわゆる「機械的刺激」に着目して研究を展開しています。もし微細な力を鋭敏に検出できる材料ができれば、様々な分野への応用が見込まれます。

 

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基本概念

 従来、有機分子の発光特性を変化させるためには、分子骨格自体を変化させる必要がありました。しかし、この手法は分子設計が難しいという欠点があります。一方で、分子の集まり方を外部刺激により変化させて発光特性をチューニングするという手法を用いれば、比較的簡単に刺激に応答して発光特性が変化する材料を開発することができます。

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参考文献: Nat. Chem. 2009, 1, 605;  Adv. Mater. 2016, 28, 1073.

​これまでの研究

 我々のグループでは、特に機械的刺激に着目し、結晶から液晶、ミセルやロタキサンなどの超分子までその概念を発展・拡張してきました。詳しくはPublication Listをご覧ください。

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